ブースにハーケンクロイツ:日本の活動家に悩まされる

Richard TALLET

ニコラ·ペラフィネ、アングレーム国際漫画祭のアジア専門のプログラミング委員会のメンバーは、ホロコースト否定の責任を問われてNextdoorのブースを閉じたことに対して激烈に「日本の活動家」から追求された。ウェブで出回っているビデオでは、彼は活動家の主張により少し神経質になっている。

昨日のNextdoorのブース撤去からIDBFの主催者の否定を糾弾している。日本ブースの擁護者たちは韓国のプロパガンダを否定するためにSNS上で運動会をしている。時には(おそらくGoogle翻訳による正確とは言いがたい)フランス語に似た言語で。

今週の金曜日、アングレームで昨日から再演された「展覧会 花はしおれない」によせて、ヌーヴェルOBS(フランスの週刊誌)は第二次大戦以来、日本と近隣諸国との間で慎重に扱われる「慰安婦」に関する長文の記事を載せた。

水曜日、ヌーヴェルOBSはフランスの日本大使である鈴木庸一は「展覧会が行われることを深く憂慮する」「日本と韓国の関係をさらに複雑にする誤解に基づいた意見である」と述べ、「特定の見方を促進することがアングレームBD祭の利益になるかは分からない」と付け加えた。

日本の特定の文脈で発生した外交事件がヌーヴェルOBSに(慰安婦)を思い出させた。先週の日曜日、公共放送NHK籾井勝人会長が売春宿のシステムについて「戦時下では多くの国で行われたふつうのことであり」「ドイツでもフランスでも、ほかのヨーロッパの国々でも行われたことだ」と述べた。日本政府は彼の意見とは距離を取り「籾井氏は個人としては発言である」と強調した。

                                                                        • -

40年つづくアングレーム国際漫画祭でも前代未聞の出来事だ。水曜日、Nextdoorブースの主催者は展示品やバナーを梱包するよう依頼された。スタッフはハーケンクロイツアングレーム国際漫画祭には全く関係のないキャラクター(訳注:トックマくんだろうか)を発見した。

これはアングレーム国際漫画祭が第二次大戦中の慰安婦を描いた「展覧会 花はしおれない」の出展を発表してから膨張した論争の最新のエピソードである。日本では論破プロジェクトについて溢れるように報道され、韓国のプロパガンダを批難し外交関係の決裂を主張している。

最後のメールを受け取ったとブースの主催者は報告し「我々のバナーや展示物は没収された」彼らはインタビューのために呼び出されたことに不平を募らせた。

「ここで起こったことは、表現の自由とは何の関係もない」とアングレーム国際漫画祭のFranck Bondoux代表は述べた。

「我々は、慰安婦は韓国の嘘だったという歴史修正主義の出版物やバナーを持っていたことを水曜日に発見した」と彼は言う。「これは明らかに受け入れられない。そして日本のグループが関与していたという事実とは関係がない。どのような種類の過激派もここには居場所を与えない」

国際的な外交を行ううえでFranck Bondouxは次のような心強い回答を行った。「日本の役人はアングレーム国際漫画祭にいる。彼らはこの点について何も語っていない」

代表団はまた、今日アングレームの市長​​であるPhilippe Lavaudを受け入れる。慰安婦に関する「嘘つきの韓国人」についてはどうかというと「韓国の作家の展覧会です。これは作者の言葉ですが、ドキュメンタリーでもなければ写真でもありません」「作品に関わった作家の支店ではありません」とCEOに責任を押しつけた。