おやじ東京 子どもを取り巻くメディアと情報について考える会(尾花氏)

携帯を持たせないからこそ必要な取り組みがあるとわかった。

なぜ持たせないと考えるのか。○子供の準備が整ってないから ×大人の都合(教えるの面倒だから禁止)

私だと五分で済む話でも、教師が前提含めて話そうとすると二日間はかかる。単純な話ではない。

プロフに写真のせちゃだめ、はダメ。安全な載せ方を教えるステップに来ている。大人の都合で取り上げてよしとするのはやめよう

勘違いしてほしくないのは、私は携帯を持たせるべきと言っているのではない。持たせなくていいけど、勉強はさせようよ、と言っている。

石川県の条例は(野々市町?)のとてもいい運動から始まった。なら石川県も―ということだが大きな壁がある。見回り運動がある、塾・稽古から何らかの形で保護者へ連絡がいくようなインフラが整備されている、高校生になるみなが携帯を持つ。中学の終わりに勉強会を開いて全中学生が学ぶ。

石川県は条例だけ取り組んだ。→はじめて、携帯を禁止すればいいということではないという問題に気付いた。

プロフ被害のうち7つが認定サイト。だったら認定基準を厳しくしよう、ではない。平和ボケしているひとの考え方。フィルタリング通してでも使えるサイトに大人が集まってくる。そういった人は賢いから、安心とされているサイトに行きますよね。認定されない所に行ってひっかっかる子供はあえて自ら引っかかっている子。認定サイトに行くこは一応安心できる子。認定を厳しくするほど、犯罪者の流入率が高くなる

ケータイが悪いのか?子供に教育できてないことが問題。家庭環境を作っている親がこーゆー子供を作ってしまった。


(成人コーナーがカーテンで仕切られている話から)日本人はカーテンの奥まで行けない。ケータイを子どもから取り上げようというのはちょっとやりすぎ。教育もやらないと。

(子供が宗教関係者にメルアドを渡してしまった話から。「会場だけの話」なので詳細は書きません)アナログなやり方も教えてあげないと。

パンフレットも「ちょっと待って!」的なものや、影から不審者が見つめているといったものが減った。かしこく使おうインターネット、といったものになり、相談窓口が書かれるように

内閣府の新たな情報技術〜に参加している。方針を作っても、学校教育ごとにマチマチになりそうだけど……子供が将来ケータイ使うことを前提に学ばせる内容にしたい。

原口ビジョン 全中学生へのデジタル教科書配布。目標2015年。すごく便利だけどネットにつながっている。地デジもインターネットに接続可能。間でフィルタリングかける必要がある。もしかすると、ケータイが一番安全になるかもしれない。

20代以下はプライベートでネットを使い続けてきた世代。30歳の上下で大きな壁。

親子で「ルール作り」の意識がない。購入するときだけ「〜しないように」と約束させるが、その後注意がないからルールがなくなったのだと子供は思っている。

食事中にメール禁止のルールを作っている家庭で父親や母親が仕事のメールに返信することがあるけど、大人に大人の都合があると思えるのは中学生以上。子供と同じルールを守れ

PTAで各自のルールを開陳してすり合わせること。ルールは作っただけでは意味なし。子供の友達と合わせることも必要。

公開性、コピー可能性、追跡可能性を繰り返し教える必要がある

ちゃんと教育してあげれば、子供と会話すれば、フィルタリング外しても大丈夫、などことになる。

アダルトはネットに向かわせない。隠れてこっそりさせない。エロ本を隠し持っていたら何も言わず机の上に置いてやればよい。

子供の発想力は我々の思いもつかないことを成し遂げる。一例としてカーリルの紹介