OP最初のカット。塗りの不十分さに不吉さを抱く。
曹操の悪名と比例するように劉備の人気は増していった。すなわち!
裁可は常にこの首に負うておる。夏侯惇元譲は常に孟徳の天下にまっしぐらじゃ!
周瑜、俺達の時代が来たのだ! わかっておる!
賈詡。悔しいことにどの場面か分からない。
張遼文遠? この関羽がかかりきりだ!
左:呂布の最期 右:虎牢関
以上OP。曹操の死をもっておわるとOHPにはあるけど、OPは官渡の闘いまでのようだ。
Aパート。実に原作どおりです。素晴らしい。
Bパート。お月様問答と、李烈との舌戦は正直、いいのか悪いのかよく分からない。Bパートから大分早回しで進んでいるので慌ただしい。次回は早くも「アモーレ」なので、超速で……というほどでもないか。漫画一巻を2話ペースだと、1クールで呂布が死ぬところまでしか終わらないぞ? というか全何話になるんだ。
ED。蒼天しか映りません。シンプルにも程がある。
本編終了後のイミフのコーナー。いいからなくなっていいよ。
曹操役の声優はセツナ・F・セイエイこと宮野真守。まあまあで、カイジほどひどいこともない。夏侯惇の草尾毅は趙雲のイメージを忘れることができればどうにかなるか? ナレーションの中尾隆聖は荀紣役だと信じてます。
第一話は総じて、マッドハウスならここまでやってくれるだろうという期待を叶えてくれた、よくやってくれましたといったところ。ただ、OPのところどころにある陰影の薄い絵であるとか、OHPの原作と似ても似つかない曹操の絵を見ると、次回以降が不安である。次回は「一人の敵を屠るには一振りの剣があればよく、一列の敵を屠るには一振りの槍があればよい」の文字が白文字で浮き出るんですね。わかります。