レッドクリフ Part II 決戦天下

「兵士が動かない戦争」が「兵士がちゃんと闘う戦争」になっていたこと、武将が「ただ一人で闘っている」が「兵士たちと一緒に闘っている」に変わっていたため、PartIとは比較にならない面白さでした。さすがに予算が潤沢だけあって、赤壁の火計も盛大で文句なし。最初からこうやってくれたらよかったのに。

不満点は二つ。
一、孫尚香が敵陣に密偵として潜入しているシーンが不自然なこと。隊伍から一人だけ抜け出したり、陣の周りでこそこそと一人で行動しているなど、不審すぎる。しかも、同じようなレベルの不審さなのに、序盤ではばれないが、中盤ではばれるという無基準ぶり。孫尚香関連のイベントはすべて削ってよいと思う。
一、孔明周瑜に関わらない赤壁のイベントが飛ばされている。特に黄蓋の偽埋服が却下されたこと、PartIで関羽にフラグ立っていたはずの華容道イベントを周瑜が奪ったことには( ゚д゚)ポカーン

ラスト近くの台詞に「この闘いに勝者はいない」とあるが、曹操軍が全滅しているのに? 孫尚香イベントで戦争の虚しさが伝えられたことになっているのでしょうか。