橋下徹大阪府知事が漫画の性表現規制について語る(後半)

まあ、どこまで条例で縛っていくかというのはかなり難しいと思うんですが、知事も表現の自由を守ることは一番大事な権利なんだ。ただ今回は子供を守る、というのが勝つんじゃないかとおっしゃっていた。子供たちもインターネットやら何やらで見ようと思えば見れる時代になっちゃってますよね。

(女)だからこそ私も規制した方がいいと思いますよ。たとえばそれを審議する人が何人か性別とか年齢とかばらばらにして、10人のうち5人が不愉快やと思ったらそれはやめましょうというのをしないといけなくないですか。これだけ自由に何でも見れる時代なのに、それをしなくて流しっぱなしみたいのはよくないですよ。

(キャスター)せいじさんもお子さんいらっしゃいますけど、本来はもちろん親が子供にこれを見せちゃいけないと思ったらしっかり指導しないといけないんですけど、そう指導してても見れる時代

(男1)いや、そんなん別に俺は、そんなこと縛ったってみたいやつはみるしさ。

(女)だって昔にある過激なものと今のある過激なものとレベルが違うよ!

(男1)そうか? 俺今の問題になっているものがどうものか把握してないからあれやけど、俺らのときはもう、そりゃ時代は全く違うよ。ネットもなにもないし、情報とか全く違うんやけど、なんとなくこれは子供が入っちゃあかんなという店構えの本屋とかあったで。そこでなんとなく勝手に判断してた

(女)昔はそうですやん。でも今ねどこの家庭もパソコンがあってね、お友達同士でこの単語入れてみと、言われて家にお父ちゃんどっかいっていーひんわでぴっぴで触ったらうわびっくりしたこんな出てきたってざらによくある時代なんですよ

(男2)ちょっと口はさんでごめんな。子供おれへんから。橋本知事まとを得たこと言っていると思うんですよ。表現の自由は一番大事なことやけど子供が入ってきたらやっぱり子供。漫画を書く作家さんにちょっと努力してよ。もちろん親もがんばらなあかんけど作品を提供する作家さんが表現の自由を訴えるだけでなくって、子供達のことを考えた漫画の制作者としてのあり方を考えて欲しいと思いますね。

(男1)基本的に表現の自由という法律がたぶんおれエロい漫画のために作られたわけでないと思う、そっちに向いてんのそこおかしいと思うんやけど

(キャスター)審議委員会もどんなメンバー入れるのかというのも今後もちろん議論が出てくる

(男3)各方面から入れるというのも必要なんでしょう。ただ基本はね、子供は社会で健全に育てることからいえば、コンビニなんかでも昔あまりに表現のきついものはビニールかけたりとか含めてやってきたり、過去には悪書追放運動あったり、白いポストなんかあってこういうのはここに入れましょうなんていうのね。やっぱりまだその段階ではない。読まなくていいものは、やっぱりそれよりもということをどっかではある程度規制があってもしかたないと思うんですよね。これはしっかり大人が考えてなくちゃいけない問題ですからね。子供を守るということです。