過去最大規模の児童ポルノサイトを摘発 50人以上逮捕

メモ。

過去最大規模の児童ポルノサイトを摘発 50人以上逮捕
2011.08.04 Thu posted at: 11:55 JST
ワシントン(CNN) 会員数600人以上と見られるインターネットの会員制児童ポルノサイトが摘発され、幼い子供を性的に搾取したとして50人以上が逮捕された。

米捜査関係者によれば、摘発されたサイト「ドリームボード」は米国に本拠を置き、5大陸14カ国に展開。2009年から各国が協力して捜査を行ってきたという。

これまでにサイト管理者や会員72人が米当局により起訴され、うち52人が逮捕された。これとは別に他の国々で起訴された10人が身柄を拘束されている。

ホルダー米司法長官は記者会見で問題のサイトについて「会員になるには12歳以下の子供たちを撮影したポルノ映像をアップロードしなければならなかった」と説明。会員資格を維持するためには性的虐待の映像を定期的に投稿する必要があったほか、貢献度の高い会員ほど多くのコンテンツにアクセスできたという。

またサイトの一部には、暴力的な性行為によって「子供を苦しませ泣かせた」ビデオでなければ投稿できないとのルールまであった。

ナポリターノ米国土安全保障長官によれば、同サイトが配信していた児童ポルノ映像のデータ量はDVD1万6000枚分にあたる123テラバイトに上るという。

関係者の摘発は数カ月間にわたって段階的に行われた。うち4人については既に20年を超える禁錮刑が言い渡されている。

ホルダー米司法長官は「これまで(児童ポルノで摘発された犯罪者は)20〜30年の刑に処せられてきたが、幼い子供たちの人生を台無しにした彼らの行為に対する十分な刑罰だとはとても思えない」と述べている。

http://www.cnn.co.jp/world/30003583.html

 米司法省などは3日、約600人が参加するインターネット上の会員制児童ポルノサイトを摘発したと発表した。逮捕者の数は米国だけで43人に上るほか、計14カ国で逮捕者が出ており、過去最大規模の摘発になるという。

 ホルダー司法長官は記者会見で「子どもの権利や安全を守るための戦いは、米国の最優先事項であり続ける」と訴えた。

 司法省や米メディアによると、サイトは掲示板の形で2008年にオープンし、メンバーらが捜査に気付いた今春まで運営されていた。

 12歳以下の子どもの画像や映像をより多く集めるため、会員は定期的な投稿が義務付けられていたほか、投稿数の多い会員ほどより多くの画像を見ることができる仕組みになっていた。

 約600人の会員のうち、3分の1が米国人。米国以外では、デンマークやドイツ、フィリピン、カタールセルビアなどで逮捕者が出たという。(共同)

http://www.sanspo.com/shakai/news/110804/sha1108041000011-n1.htm