村井仁


あまりに自画自賛が過ぎるので保存しておく。


 村井は地位や名利を求めず、おおやけのために仕事が出来ることが喜びであるという人柄である。政治家としてはパーフォーマンスが足りないなどの批判があることは本人も良く承知しているようだが、持って生まれた性格は直しようが無い。


 政治家としての村井は、「言ったことはやる」の一語に尽きる。政治家は自分の発言に責任を持たなければならないという姿勢で、典型的なのは、平成元年1月から、はじめは電話で、そののちはインターネットで国会報告を毎週毎週継続してきたことである。この報告は特にインターネットになってからは、ホームページのアーカイブスに過去の発言を全て残してある。政治家として、希有のことでは無かろうか。


 村井は、出来ないことは言わない。言ったら必ず実行する。従って軽々しくものを言わない。そのような村井の政治姿勢が、今の村井に対する信頼を作り上げてきたのだと、村井を知る人は一様に言う。村井の財政金融などの分野での活動は広く政界で評価され、村井の不出馬は、選挙区以上に、政界で大きな衝撃と受け止められ、また今でもその中央政界からの引退を惜しむ人が多い。