沖方丁のライトノベル書き方講座

この本と大塚英志『物語の体操』を比べると、大塚本が効率を重視したマニュアル本であることがよく分かる。大塚本は誰にでも実践できるように書かれている一方、沖方本はある程度のレベルに達した人間を読者としているようだ。ただし、沖方本は実例に富む点で大塚本を越えており、特に第四章以降は大塚本にはない観点があり、SSを書くうえで参考にしたいと思う。