三国無双5

無双モードを3人クリアした、中間時点での感想。前回は難易度高いと言ったが、武将が成長しきっていないたけだった。普通モードでやる限りではいつも通りの難易度だった。

無双モード恒例のゲームモードの一つとして、「無双モード」がある。各武将に関係のある戦場を年代ごとにクリアしてゆくモードである。4までは、どの武将でやっても説明文がちょっと違う程度で、表示されるムービーは全武将共通ということもあり、各武将の生き様をなぞっているという感じはしなかった。これが5では武将ごとに専用のシナリオ、専用のムービーを用意することで改善されていた。
一例を挙げると、これまでは孫尚香劉備の妻であるという設定は無視されてきた。孫尚香はあくまで呉の一武将であり、劉備と対戦するときのみメッセージが違う、というのが唯一設定が残っている部分であった。それが本作では「戦の途中で出逢った劉備に心を寄せる」「孫策の死と赤壁孫権への失望。」「政略結婚で劉備のもとへ」「関羽の敵を討とうとする劉備と、実家である呉の狭間でゆれる」「劉備に命を救われた孫権とともに魏の合肥新城を攻め、曹操を討つ」という自然なシナリオが用意されているのである。「無双モード」を本来の姿に近づける今回の努力に賞賛を送りたい。

1作目からあってもおかしくはないだろうという疑念はさておいて(苦笑)