今日の読書


ジョージ・R・R・マーティン『七王国の玉座』1〜3。ファンタジーだけれども歴史小説に通じるものがあるという謳い文句にしては短絡的・無理な設定が見受けられる。最たるものは刺客が持っていた剣に関する一連の話でだ。柄がドラゴンの骨で作られているような短剣が刺客に渡っていること自体が怪しいのだが、「これはXXXの短剣ですよ」という話を信じて、出会ったが好機とXXXを拉致してしまうYYYは頭が足りないのではないだろうか。なにやら次巻ではYYYを恨みに思ったXXXが仕返しにと山賊を唆してYYYがいる城を攻め落とす話のようだ。どこが歴史小説なんだ。


また、ベルガリオンと比べるとキャラクターにけれんみが足りないのも不満の一つだ。買ってしまったからには最後まで読むつもりだけど、これから盛り上がってくれないなら途中でやめようかと思う。


今野緒雪仮面のアクトレス』。マリみての最新刊。瞳ちんが何を考えているのか分からないんだけど、萌えるからいいやと思う。