つれづれなるままに


今週は夏休み中。半壊した体を静養しつつエロゲや読書に勤しむ毎日。幸せ。あ、なんか日曜日呼び出しがあったみたいだけど気にしない♪(をい


カラマーゾフ『太陽』を見てきた。時系列がよく飛ぶ映画だった。鈴木貫太郎に対してよく分からないことを言った次のシーンでは米兵に乗り込まれてたり、マッカーサーに皇太子を呼び戻してはと言われた次のシーンでは皇太子が東京に戻っていたり。イッセー尾形おちょぼ口や「あっ、そう」が絶妙ならしいのだがそんなに似てるのか? マッカーサーや気象学者(?)との対話でひたすら自分に感心のある話題のみ話していたが(そこをマッカーサーに子どもみたいだと揶揄される)、そこは俺もやるので気を付けようと思った。最後のシーンで皇后が怒っていたのは殉死を止めなかった侍従に対してか、「もちろん止めようとしたんだよね」としか言えない天皇に対してなのか。結局のところ、彼は死ぬまで現人神でありつづけた。でも、アメリカ美人を見ていけない(?)空想にひたっていたw


昭和天皇が平和主義者だったように描いているという論評があったと思うけど、それは違うと思う。「そうだ思い出した、大正13年人種差別撤廃条約……」「この肉はとてもおいしいですね」「明治天皇は、極光を見たと大正天皇に伝えられました(中略)あなたは昼食を食べましたか?」と同じく、彼の脳裏でのみ存在する「世界」に対するオナニーだ、あれは。


付記。天皇家の権力の源泉は官位を付与する権限=正統性にあったのだが、戦後これは実質的に排除された。現在では日本の権力はアメリカによって正統性を付与されるため、タカ派にとって正統性をもたらす存在としての天皇は邪魔な存在である。タカ派は伝統を守ると嘯く側面もあり、結果的に天皇を無視する結果となる。その好例が昭和天皇A級戦犯祭祀に関する発言に対する小泉首相のコメントである。


噂のローゼン閣下を応援するFlashを見た。何この排外主義丸出しのFlash。道理で内容についてコメントがないわけだ。麻生氏は外務大臣就任時に韓国と中国を別々に考えると発言していたのだが、そこらへんは加味してないのかねぃ。ねぃ?