ITとサマータイム

永田町徒然草より。白川氏はITを理解してないというよりもIT業界を理解していないようだ。この業界は「俺は今月250時間働いたぜ」「なんだ、たったのそれだけか。俺は400時間働いたよ」という会話がデフォルトで交わされるような労働基準法無視の業界だ。もちろん「地方都市で孫請けのプログラマー」に残業代が支払われるはずもない。そもそもが、サマータイムでway of lifeが改善されるのは就業時間が終わったらさっさと会社を出ることが出来る恵まれた人間だけである。サービス残業がはこびる日本社会でサマータイムを導入してもway of lifeは改善しない。サービス残業の解消が先だ。
自分のway of lifeが改善されないことが分かっているのに全面的なシステム改修をやらされるよりは、蓼沼さんが言うように「大企業や、政府機関などから、1時間出退社時間を早めるタイムシフトを大々的に実施」する方を選ぶに決まっている。