画面上に表示された露骨な視線 〜うみものがたり〜

原画から遠く離れて萌えフォーマットに変換された『うみものがたり』ですが、実に気持ち悪い第一回でした。

胸とパンツが強調された衣装に対して、物語中の人物が無遠慮な視線を浴びせています。特に最初に二枚については、視聴者からの視線をさえぎるようにして人物が立っています。女性を性的な視線で無遠慮に眺める様に嫌悪感を覚えてしまうのですが、これらの人物は象徴化された視聴者、「サービスシーンだぜ、うっひょー!」とか喜んでいる視聴者にほかなりません。

このような、視聴者を敵に回してしまうかもしれないものを、なぜ佐藤順一監督(第一回のコンテも監督)は作ってしまったのか。パチンコの販促そのものである本作品に対し、アニオタは見るな、というメッセージを感じるのは深読みのしすぎなのでしょうか。(レイプレイ問題が関わるには早すぎると思うんです)