こっちが本題。政策大綱10は以下のとおり。
- 9条改正による「毅然とした国家」
- 大統領制による「機動的で責任ある政治」
- 宗教をバックボーンとした「真なる教育改革」
- 経営の思想を取り入れた「根本的な行政改革」
- 民間の助け合いを促す「未来の社会保障」
- 自由競争の促進による「企業家の輩出」
- 都市の潜在能力活用による「未来型都市の建設」
- 世界の経済・金融・文化の中枢となる「世界に開かれた日本」
- 人口百億人時代を見据えた「国家プロジェクト」
- 宗教的寛容の精神に基づく「世界平和の実現」
自民党と新風を足すとちょうどよい感じでしょうか。幸福の科学はこんな宗教だったのですね。勉強になりました。一番上と一番下が矛盾しているのですが、信者には整合性があるように感じられるのでしょう。きっと。
ここで主要政策を眺めてみましょう。
- 年率3%以上の経済成長を実現します。
- 株価を2万円台に乗せます。
そんな馬鹿な。これが本当ならば幸福実現党に一票を投じても……と思ってしまいますが、howtoがどこにも見当たりません。残念です。マニフェストを発表するときにはきっと根拠を書いてくれるはずです。その日が楽しみでなりません。
- いじめ防止法を制定し学校からいじめを追放します。
- 公立学校の指導力の向上を図り「塾にたよらない学校」を目指します。
下は賛成してもいいかなと思いますが、公教育に対する支出の拡大が語られないところに不安を感じます。支出を据え置いて、教員の仕事を増やすつもりではないかと邪推してしまいます。
- 憲法9条を改正し、 国民の生命・安全・財産を守ります。
- 宗教的寛容の精神に基づき世界の平和を実現します。
また矛盾しています。結局、毅然なのか寛容なのかどっちなのか。はっきりしてほしいものです。現場の混乱具合が見て取れますね。