犯罪者の「管理」について


7/12アメリカの後追いだったわけね。



 【ワシントン=山本秀也】子供を狙った性犯罪者らを強制的に登録し、データベース化したうえで国民に公開する法律が26日、米国で発効した。登録逃れには、最高で懲役10年の罰則が科される。犯罪被害者の遺族をホワイトハウスに招いて行われた法案署名式で、ブッシュ大統領は「子供を性犯罪や暴力事件から守る連邦法が強化された」と、新法の意義を強調した。


 この法律は、1981年に起きた誘拐殺人事件の被害児童の名にちなみ、「アダム・ウォルシュ児童保護法」と命名された。


 新法では、子供を狙った性犯罪や暴力犯罪の犯人に対し、(1)DNAを含む個人情報の登録を強制し、包括的なデータベースを全米レベルで構築(2)GPS(衛星利用測地システム)を使った所在確認装置の着装−を処罰後も義務付けることが盛り込まれた。データベースは、インターネットを通じて公開される。


 データベースの有効性は犯罪者の住所更新が鍵となる。新法は転居などの場合、登録更新をおこたった対象者に重い罰則を設けることで、データベースに穴が開くことを予防している。

産経新聞 7/28