韓国女性民友会 ゲーム制作会社imcゲームズの労働権侵害とフェミニズム思想検証を糾弾する

3月26日のゲーム制作会社代表キム・ハクギュは「社会的分裂と憎悪を引き起こす反社会的な嫌悪感論理については、積極的な防止と対策が必要」だと、従業員が「女性民友会のような問題が発生するアカウントをフォローしている理由」を追及した面談内容を正式に公開した。


0.性差別に強硬に反対するのが「メガロ」であれば、私たちは「メガロ」である。
家父長的な社会を破壊するのが「反社会的」であれば、私たちは「反社会的」である。

私たちは、「変質した」フェミニズムとそうでないフェミニズムを判別して「許諾」することを拒否する。

1.声優がフェミニズム運動を後援する写真を上げたという理由で降板させられた
原画家フェミニズム関連の内容をリツイートしたという理由でキャラクターを削除された。
女性アイドルがGirls can do anythingというフレーズが書かれた携帯電話ケースを使用したという理由で、ベストセラーである<82年生まれキム・ジヨン>を読んだという理由で非難された。
SBSラジオ作家が「親フェミニズム」コミュニティに属していると降板要求を受け、最終的に部門を移動した。

私たちは、過去2年間、個人がフェミニストなのかを判別して、懲戒、排除する策略を数回目撃してきた。女性がフェミニズムを支持するという理由で謝罪と釈明を求められて不利益を受けた。

韓国社会は、もはや従来の男性中心的権力構造を維持するためにフェミニストを攻撃する行為を容認してはならない。男女平等と人権という根本的価値に対する社会的合意を後退させようとの試みを拒否しなければならない。


2.また、企業の利潤追求は良心・思想の自由という民主社会の基本的な原則に反してはいけない。
使用者側が職務とは無関係に、労働者の政治的立場を検閲、判別、検証して有形無形の不利益を加えることは、労働権と基本権を侵害する明白な不法行為である。

3.本事件は一回きりの偶然の事故ではなく、ゲーム業界の性差別的・反人権的・非民主的な構造の問題が水面上に現れたものだ。会社の代表が韓国社会の差別とフェミニズムに無知であり、その無知と専横を公然と表わすことができるという事実は、問題の深刻さを傍証する。

民友会は、ゲーム業界の労働権と人権侵害、全体性差別の実態について綿密にチェックして、実質的に改善するための強力な措置を多方面に講じていく。

性平等な社会のための戦いは、さらに加熱し次につながるものであり、
フェミニストは話すことをやめないだろう。

2018年3月27日

韓国女性民友会
http://www.womenlink.or.kr/statements/19962