メイザーズぬまきち講演会 メモ3「昼間たかし氏と吉田正高氏のコメント」

昼間たかし

昨日公開の『おやすみアンモナイト』の脚本を書いたのでみんな見て。映画といえば、シネコンが8割で、インディーズは残りの2割で勝負しないといけない。認知すら難しい。わかりやすい映画ばかりになっている。

近年は産業論、市場論の研究が進んできた。経産省の報告書ではデジタルコンテンツ産業を20兆まで拡大するため海外展開!ということになっているがR−18ゲームには関係ないしPCゲームは海外で売れてない。

ひぐらしのフランス語版が出たけど、全くやっている人がいないように見える。家庭用ゲームを除いて、オタク文化は日本のみはやっているニッチ産業。海外でもオタク文化がうけてる?そんなことはない。過去北米でアニメDVDブームがあったが、既に市場崩壊。海外での売り方を考える必要がある。

吉田正高

デジタル化により、制作環境が劇的に変化している。その分、学生に教えるべき内容の要求水準が高くなっている。教養をなくせばいい、という話ではない。英語の小文字を書けない人が来たり、やる気を出させるのに1年かかったり。

後編に続く。