ミュウのキャラクターが気に入らないとか、公安六課とか痛い設定（公安の人間が昼寝しているって何よ……）満載という不満はあるけれども、視点の混乱を最終章でまとめあげる「うまさ」は今回も健在で、最後までプレイしてよかったなと思える作品だった。
惜しむらくはベストエンドに辿り着くまでの時間が十時間ほどと短い点が挙げられる。開発途中でKIDが倒産し、5pbに吸収されるというアクシデントを考えると完成度を上げる作業はできないだろうし、仕方ないか。ところで5pbって12Rivenまで聞いたことないんだけど。
2chスレッドで言われているCG品質が悪い点については気にならなかった。Cそれよりも文章と画面がずれていることのほうが気になったので。
