日本の一部政党・勢力

彎曲していく日常経由。そのサハリン残留韓国・朝鮮人問題について、議員懇談会の会長は町村信孝氏を妻の従弟とする原文兵衛氏であり、安倍総理のお父様も参加(外相時代の86年1月と5月にソ連に配慮を要請)されているのですが。「
「戦後にソ連(当時)の方針で出国が認められず、数十年間にわたってサハリン残留を余儀なくされた」という記事がですが、韓国人でも日本人妻と結婚していたりすれば60年代にソ連から脱出できました(ただし、日本人と結婚した韓国人妻の父親は不可)。なので、日本政府が主張すればソ連からの脱出はできたのですね。ソ連北朝鮮への配慮を示したのも帰国運動が盛り上がった70年代以降のようです。
朝鮮半島からサハリンへ行った労働者は企業の高い外地手当にひかれて、自ら海を渡った人が多かった」というのもいつも通りの弁解ですね(「自由募集」のからくりと、実際は聞いていた額の半額がほとんどだった、という落ち)。

参考文献:大沼保昭『サハリン棄民 戦後責任の点景』